2018年7月28日土曜日

10月、十六夜、古民家で。

満月即興vol.51 
全員小説家「一番座即興短編集」文豪も眠る夕暮れ ♪インプロライブ

戦火も耐えた築100年を超える古民家が八重瀬町にあります。一番座、二番座があって、トートーメーもあって。小石を踏んで細い道を入ると、空気が変わるようなおうちです。

秋、十六夜の座敷に座っていっしょに物語の夜を過ごしませんか? おうちを見てもらいたい&暗くなってからだと迷っちゃうかも、を考慮して、まだ日のある18時開演にしました。裏手は駐車場になっていますので、車でお越しいただけます。

家が過ごした時間の長さを思いながら、過去の文豪たちのことを考えてみようかと思います。即興で短編小説を。文豪フレンドリー、文豪〇〇風、で物語ることに挑戦してみようかと。

満月より丸い十六夜の月が帰りの小道を照らすでしょう。

ようこそ、満月即興へ。お待ちしています。



日時  2018年10月27日(土)
    午後17時オープン、18時スタート

場所  上江門家
    〒901-0514 沖縄県島尻郡八重瀬町安里198
    裏手に駐車場あります。

料金  1000円(お茶付き)
   *高校生以下半額、未就学児無料

出演 岩木桃子 仲嶺雄作 上田真弓
音楽 sato*maya  犬塚拓一郎
*出演者は変更の可能性があります。









上江門家
上江門家は八重瀬町安里区にあります。グスク時代にこの地域を支配していた多々名按司(たたなあじ)の子孫と伝えられ、1700年代にこの場所に屋敷を構えたと伝わりますが詳しくはわかっていません。住宅は大正期に茅葺きから瓦葺きに改修されたと伝えられ、1960年にも改修が行われて現在の形になりました。戦前には主屋の東南側(現、便所・浴室)に「前ヌ家」があり、一階は牛小屋・馬小屋・山羊小屋、二階は高倉になっていたそうです。西側には井戸と池、東側にはフール(便所兼豚小屋)が残っています。

上江門家はとても大きな敷地に建てられていて(約600坪)、家格が高かったことがしのばれます。門から石畳がカギ型につくられ、ヒンプンへ至る空間に奥行きが感じられます。高さ60cm程度の低い石垣があり、フクギなどの屋敷林が植えられています。主屋の間取りは、東から台所、二番座、一番座という並びで、一般の民家とは逆転した間取りとなっています。

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